所蔵案内

ほんの一部ですが、自費出版された本と
そのエピソードをご紹介させていただきます。

セカンドライフをテーマに、ポジティブに成長を続ける主人公、67歳の青春ストーリー。ほか二編。

母、池内君子さんの「本を出してほしい」という家族に託した遺言だった。今ではありし日の姿を忍ぶ玉手箱になっている。

同人誌や雑誌、地方紙に発表したものに加えて、どうしても書き残しておきたかった仕事のことや家族のことをまとめた本。

デザイナーとして仕事するなか、「借耕牛」に出会い、30年間、一人で徳島、香川の山地を訪ね、取材し、まとめ上げたもの。後世に残し、伝えておきたい秘話が多く盛り込まれている。

子供の頃に見た月の美しさを文章で表現できないかと考えてきた。作者の心に残った月をまとめたもの。

「ずいひつ遍路宿」「四国作家」に発表したもの、新聞の読者文芸、オール読物エッセイコンクールに掲載された作品集。

作者がイタリアを旅した時に、衝撃的な場面に遭遇。それをもとに、それぞれの立場の男と女、人間模様を絡ませた作品。感動的な仕上がりになっている。

喜寿になったとき、それまで書き留めておいた作品を一つの冊子にしておきたいという動機から作り上げたもの。短編小説や随筆、歌謡詩などが収められている。

四国新聞読者文芸随筆に投稿し、掲載された作品を中心に人生のふしめとして出版した本。作者の幅広い交友関係が浮かび上がってくる。

明治生まれの父が一人暮らしをしていた時、娘3人が介護してきた。103歳で亡くなったが、一生を通じて何かを書いてきた父への最後のプレゼントと思ってまとめたもの。

第二次世界大戦のとき、作者は8歳だった。燃え盛る火の海の中を逃げ、潜り抜けてきた。父親は戦死、母親も亡くし他人の力を借りずに生きてきた。その生きざまが絵画となり、詩に力強く込められている。ヨーロッパで高く評価され数々の賞や個展を開いている力作揃い。

富岡静男の詩集。

老後になって短歌を学び始めた。「四国新聞」や「海流」に投稿してきたが、喜寿を迎え、一つの節目として作り上げた歌集。

バベの木が好きだった作者。二ノ宮村役場で世話した木が、自身と同じような経過をたどりながら育ってきた。その不思議さに思いをはせながら詠んだ句集。

讃岐路といえば空海。この素晴らしい土地の今を映像で残そうと10年前からとりくんできた写真集。時代を残す貴重な作品に仕上がっている。

作者は愛媛県松山市三津浜生まれ。人生の大半を技術屋として過ごしてきた。仕事をしながら「漢詩」にも親しんできた。分かりやすく読みやすい作品に仕上がっている。

秋田県に暮らす作者が日々の暮らしの中で、俳句や随筆を書いてきた。美しい景色や自然の豊かさを織りまぜながら格調高く仕上がっている。

大島清松園の入所者の方やつながりのある方に話を聞きながら、3か月かけて執筆した作品。今後のハンセン病啓蒙運動の一助になってほしいと希望を託した仕上がりになっている。

漢字は一文字で多くのことを伝えられる。日々の出来事やそれらに対する自身の感想、考えを書きとめておいた。著者が45歳になるまでに作った「漢詩」をまとめた本。

丸亀藩勤王の志士。土肥七助氏の生涯を10年という時間をかけて執筆。多くの文献も参考にしながら、綿密な取材と筆力で書きあげている。

作者は学徒兵として出陣したが、世に知られていない戦争の悲惨さを仕事の合間に書いてきた。その後、押入れから風呂敷に包まれた五百枚以上になる原稿が出てきた。そこには家族の知らない22歳から27歳の父がいた。極寒のシベリアで五年。生きて帰れた記録本である。実の娘にも言えなかった戦争のむごさを活字に記した貴重な本である。

アフリカ セネガル共和国を折りたたみ自転車で走った一人旅。写真集。強い光と濃い影の部分が交錯している。コメントが活きている。

短詩型文芸界に燦然と輝く、ベスト・オブ・ベスト川柳!47都道府県から川柳界を代表する最精鋭の第一線作家による柳言と秀句集、圧巻の川柳作家ベストコレクションシリーズ200。香川を代表する川柳作家・山路恒人の渾身の作品群!

ある日統合失調症の診断が下り、ショックながらも納得・・・。しかもコミュ障の著者が鳥との出会いを心の支えになんとか仕事をみつけた生き方を書く。コラム記事や巻末かるたもあり二度美味しい。

旅する本屋 ラポール

香川県高松市木太町2552-1
TEL.080-3167-0576
営業時間:9:00~16:00
定休日:不定休
(看板ありなら営業中)
駐車場:あり